数字の表現で自分を操る

今年になって、自身の走った記録を、アプリにも自動的に取り込まれるのに、わざわざkintoneアプリを専用で作り、kintoneでの目標・進捗管理をするようにしました。それもありますが、自身の体を整えていきたいという気持ちも強く、2021年は年初からさまざまな「数字」に触れた毎日を過ごしています。(触れない日はないです)

そこから紐解く、「数字を操り、自分をコントロールする」ことについて触れていきたいと思います。

「数字を操る」という、ある意味恐ろしい?表現をしたかもしれませんが、これは「改ざん」なんてことではなく、「事実に基づいた数字の見方」を変えることで、自分のモチベーションをコントロールするということです。(事実をねじ曲げては意味がありませんから)

みなさんの身近にある、「自分を表す数字」って、どんなものがありますか??

体重、心拍、歩数、時間、距離、実績、スマートフォンアプリの通知バッジ、お金…といったところでしょうか。風呂上がりには体重計、乗りますよねー。一日過ごして、自分がどう変わったかを表現する、一番わかりやすいやつですね。

仮に体重計に乗った時、増えたもの・減ったもので一喜一憂している人、多いと思います。確かに数字は、数値化が難しく、定性的なものを表現してくれる一番わかりやすいものです。それによって自分の状態を知り、今後の行動を考える「基準」となります。

例えば「体重が減った」時、もともと「減らしたい」という欲求があった場合、減ったことが喜びにつながります。その減り具合を見て、「思ったより減ってなかったな」という、高めの期待値からのギャップや、「お、減った。ラッキー」という、低めの期待値(忘れてるかもw)からのギャップから、その後のテンションも違います。
目標に対する考え方、日々の過ごし方の目安となり、そのものとの差異によって、心理が大きく動きます。

逆にいうと、動くことがわかっているということは、数値の「捉え方」を工夫することで、モチベーションは高いものを維持することができるということだと思います。特に目標を低く設定するわけではないのですが、それも一つの手段です。低すぎず、高すぎず、それでいて実現可能な目標を、都度達成していく。達成の繰り返しも合間って、モチベーションはとても高い状態が続きそうです。

結局のところ、コントロールするために、いかに「測定可能な状態に変更させるか」がポイントで、そのためには数字が必要です。取るだけではなく、みつめ、見直すことによって、次に進むことができるので、「測定し、見つめる」という組み合わせが揃って初めて効果があると考えます。

ただ見つめるだけではなく、一つ一つの数字には何かしらの意味があると考えてみると、日々の過ごし方も大きく変わってくるのではないでしょうか。

それでは今日はこの辺で。

ばばーい!!