アイキャッチで表現したかったのは、往年の名列車「ムーンライトながら」だったのですが、残念ながら(自分で撮影した)写真がなかったので、あくまでイメージということで。もちろんムーンライトながらの「ながら」と、この記事で言いたい「ながら」とは全く違います。あしからずw
「ながら」と聞くと、「〜しながら」という想像がすぐに出てくると思います。それだけ聞くと、「ながら運転、だめ・絶対」とかありますよね。最近の駅や車内のアナウンスでも、「乗車・降車のさいは、一度スマートフォンから目を離して、【ながら歩き】はお控えください」なんてもの、聞いたことあると思います。
要は「何かをしながら、もう一方(もしくはもっと複数)のことを行うこと」を「ながら」と表現しています。最近の自身の行動から、この「ながら」に適しているものとそうでないものをあげてみたいと思います。(個人的な視点です)
適さないとするものは「他人に迷惑をかけるもの」。
例えば人が密集している場所(そもそも密は避けましょう)、往来のある場所にて、スマートフォンをみながらゴーイングマイウェイする。相手の気持ちを思いやり、道を譲ったり、状況に応じた動きができなくなる「ながら」は適していないと思います。
また最近では、「自転車に乗りながら【イヤホン】(耳をふさぐタイプ。カナル型など)で音楽を聞いたり通話する」こと(そもそも違反です)。このながらも怖いですね。いざというときに周囲の音が聞こえにくい状態は、何が起こるかわかりません。先日自転車で街を走っていた時に、「イヤホン」もそうですが、片手でスマートフォンを操作しながら自転車に乗っている人を見かけました。通りすがりですが、画面に映っていたのは「ポケモンGo」でした。
レアポケモンもわかりますが、それで大事故もらった日には目も当てられませんね。
五感の中でも視覚・聴覚を「完全に」集中させてしまうのは、いい意味でコンセントレーションが発揮されていますが、日常生活において、万が一のことがあった際には非常に危険だと思います。
と、ここまでネガティブなことを申し上げましたが、では逆に「ながら」に適しているものってなんでしょうか。
私の中のイチオシは「骨伝導イヤホンで音声メディアを聴きながら、いろんなことをする」です。昔から「Podcast」によくお世話になってますが、最近ではパートナーからのススメで「Voicy」「himalaya」あたりも始めてみました。
もともとテレビをなくして10年目に突入しているくらいの我が家ですから、
「どんなメディアから情報収集するか」という時に、間違いなく「インターネット」「スマートフォンアプリ」が対象になります。
とはいえ、「画面に集中する」とすると、非常に生産性が落ちます。(画面に集中してリラックスする時もありますが)
その点音声メディアは、聞き流すだけでも、流れてきた情報をかいつまんで取得し、「これは使えるかも」と思うものだけもらっていくだけでも儲けものです。
それを、五感を完全に封じ込めずに聞くところ。そこにこだわり、「骨伝導」を導入しています。(鼓膜は封じず、外から聞こえてくる音をしっかり拾います)
今まで集中する時には「音楽」を聞いていました。今でも聴きますが、音声メディアの「ながら聞き」に慣れると、そちらの方が断然自分にあっていると感じました。なぜならほっといても新しい情報が入ってくるからです。テレビCMのように「食いついてしまう」ことはほとんどなく、聞き流せることに価値を感じます。
読書するより、音声の方が脳・記憶の印象に残るので、いざという時にアイデアや情報を引き出しやすくなった感覚すらあります。
ということで、テーマとしては「ながら」に適しているものが何かという問いをしましたが、実の所「音声メディアは現代の【ながら】に最適化されている」と思った感覚を共有したかったので、今回の記事を書かせていただきました。
(あくまで個人的な視点です。人それぞれ多様な価値観があるのでこれが全てではないと思ってます)
いつかは自身も、記事を投稿しつつ、投稿しきれない行間・文脈・背景について、音声で語ることにもチャレンジしてみたいと思っております。(大好きな雑誌とかもあるので、それを読むのもありかも)
それでは今日はこの辺で。
ばばーい!