やっぱりクロスシートが好きでたまらない

ひきつづき鉄道ネタです。やっぱり物心ついてからずっと好きだった鉄道は、年月が経過した今でも、鉄道ニュース・乗り物ニュースにどうしても目がいってしまいます。コロナが落ち着き、外出も気兼ねなくできる様になったら、またローカル線探訪に出かけたいなと思っています。

アイキャッチは、もう10年以上前の函館駅からスーパー北斗に乗り込む際に撮影したもの。先日の「自分探しの旅in北海道」での一幕でした。

JRの特急は言わずもがな、長距離列車に分類されることが多く、そのほとんどがクロスシートです。中にはJR東海で現役の373系(昔は東京-静岡を結ぶ朝の長距離普通列車や、ムーンライトながらにも使われていた・・・これ好きだったな〜)に代表されるように、デッキ広めでコンパートメントも追加されていたようなモデルもありました。

基本的に日常使いや通勤がメインの列車だと、ロングシートが目立ちます。1車両あたりの輸送力強化ですね。一昔前(もうない?)には、5ドア・6ドア車も導入され、ラッシュ時には椅子が折り畳まれると言う仕様のものもありました。(あれは苦手だった・・・)

クロスシートの何が良いって、ちゃんと進行方向に向かって自分の姿勢が取れるところと、車窓からいく先々を眺められること。通勤電車であれば、先頭車両の運転席後方からかぶりつかないと見えないものが、クロスシートでは窓際の席でいつも楽しめます。何より、自分が進んでいると言う気持ちになれるのが好きです。

ローカルのキハ40なんかに乗ったりすると、基本的に内部は各駅停車であってもその全てがクロスシート。乗車人員が少なければ、足を伸ばしちゃったりしています。(混んできたら下ろすように、ちゃんと空気は読んでますw)

確かに輸送力強化の建前で、ロングシートが重宝されるのはわかりますが、クロスシートは1席1席の余裕を生み出してくれるのかもと思いました。現に東急大井町線で用いられている、「ラッシュ時はロング、帰宅時はプレミアムなクロスシート」に変化できる「Q-SEAT」。

導入が検討されている「時間帯別料金」のように、その時のニーズや状況に合わせて「変化できる」と言うのはとても強みだなと。

やがてこの変化ができる「Q-SEAT」の存在が、プレミアムではなく当たり前となり、クロスシートの使用率が高くなってきた時には、きっと世間はコロナとか叫ばずに、みんながまた自由に旅に行ける世の中になっているのかもしれません。

いつの日か、クロスシートで遠くに行ける世の中を信じて。

取り止めもない話でしたが、それでは今日はこの辺で。

ばばーい!