ども。この時期になって目が痒くなり、鼻水もなんだかでるのに、断固として花粉症ではないと言い張っているhitc.nicoです。
(断固たる決意。by桜木○道)
年明けから勤務地が同じ千代田区の中でも変わりました。From飯田橋to神保町。近い。
新年、新天地…となれば、なにか他の「新しい」にもチャレンジしたくなるのが自分です。
そこで考えたのが「通勤をもっと【楽】に」です。
遅延、見合わせ、首都圏No.1。田園都市線通勤に終止符
満員電車、好きな人っているんですかね。そもそも。
私は類に紛れず大っ嫌いです。
夏には湿気、雨には濡れた傘がそこらじゅうにひしめき合い、「9:00に間に合わせなきゃ!」と必死になる…。もうそんな生活からはおさらばしたい。
じゃあどうすれば?と考えたときに、選択肢として出てくるのは、そう「自転車」。
かねてより旧事務所の際は自転車通勤もよくやりました。
しかし事務所にシャワーもなければロッカーもない。狭いトイレで着替えて若干汗ばんだ体でオフィスに入る。自分は気持ちいいけど周りのみなさんには…。
また、ひとたび急用ができてしまうと、その自転車を置き去りにしなければならない自体もある。それではいろいろと回らなくなる。(別の日に乗って帰るための勤務調整、服装調整…)
あーあ、「どこからでも乗れて、乗り捨てもできるサービスってないんだろうか」と思って見つけたのが、千代田区コミュニティサイクル「ちよくる」でした。
30分150円から。そこらじゅうから乗り出せるミニベロ電動自転車(広告付き)
山手線内側でちらほら見かける「赤い電動自転車」がそれです。
千代田区で始まったコミュニティサイクル事業は、現在23区のうち10区で実施されています。
※2018/03/15現在、千代田、文京、中央、港、江東、渋谷、新宿、大田、品川、練馬で実施中。
うち大田・品川・練馬は他区への乗り入れ、他区からの乗り捨てができない。
他、横浜、神戸、奥日光などの観光地でも提供されている。
これの最大の魅力は以下の2つです。
・どこ(のポート)からでも借りれる
・どこ(のポート)でも乗り捨てできる
どちらかというと、この2つの中でも「乗り捨て」というものがとても魅力的です。
例えば、「今日飲み会だ!電車で行くとしてもたったの2駅かぁ…首都圏って電車たくさんあるけど、ほとんど地下だし、いちいち潜って乗り換えてまた上がって、そんでもって歩いて…なんかめんどくさいなぁ。こんなとき自転車があって、行った先の近くで乗り捨てられるサービスがあればなぁ…」「おい、それなら【ちよくる】じゃね??」という会話になるわけです。
実証済み。渋谷→神保町は30分で着く。
そんな田園都市線ユーザな私。むしろ神保町は沿線だし、一本で着く。
いうなれば、「わざわざ渋谷で降りなくても…」となるのだが、満員電車はだいたい永田町まで続くし、その間にさらなる遅延(車両感覚の調整とかとか)や止まったりしたときに感じるストレスと比べれば、少しでもはやく「解放」されたいと思うのです。
…で、渋谷駅近くのポートから、日々時間を測り、ちよくる(渋谷から借りるから【しぶくる】?と思ったのですが、愛称があるのは【ちよくる】だけっぽい)にて神保町へ。
青山通りを都心部に向け進み、外苑のイチョウ並木を突っ切って四谷へ。
市ヶ谷裏を抜けて靖国通りから九段下を下ればもうそこは神保町。
平均25分で到着します。
実際の電車の時間にすれば、15分程度かと思いますが、それにもましてストレスフリーな感じがとてもうれしいです。
困ったときの「赤い相棒」。もっとエリアが広がってほしい。
実際電動自転車なので、もし「自分で持っている」場合、バッテリーの節約を考え、「ロングモード」を使う自分ですが、こういうときは思いっきり「パワーモード」で楽ちんにしています。
シェアサイクルはバッテリーの充電状況を常々モニタリングしており、各ポートをトラックが巡回して、適宜充電やメンテナンス(パンク修理等)を行う必要のあるものをピックアップしています。また、ポートの自転車在庫調整も適宜行ってくれていて、借りたいときに借りれなかったケースは今のところ存在しません。
さらに、今でもポートはいたるところに増えている様子で、「あ、ここにもある!今度はここまで自転車で来れる!」と思えるわけです。
すでに家庭の生活に置いても、「所有しない」ものがたくさんあります。(家とか)
所有しないことによってフレキシブルさが生まれることを実感し、生活にもたくさんの工夫を取り入れることができると思っています。
また、新しくできた制度やサービスって、「いいなぁ」と心の奥底で思っているだけでは、せっかくできたのに使われず、いつのまにか終了になっているものもたくさんあります。
自分が「使いたい」と思うものは、しっかり使い、フィードバックをすることで、サービスは洗練され、よりアップグレードされたものが世の中に残っていくのだと信じています。
社内だろうが、プライベートだろうが、とにかく「アクション」が大事ということを気付かされます。
シェアサイクルのさらなる魅力については、また別の機会にまとめてご案内したいと思います。
ばばーい!!