声の価値

「利用開始しました。誰か招待してください。」

ここ最近、SNSでこのメッセージを見ない日はありません。

話題沸騰「clubhouse」の招待を希望する人たちの声ですね。

シリコンバレー発、音声版Twitterと叫ばれる新しいメディアだそうです。私もアプリを登録し、ユーザーも作ってみましたが、いまだ招待されるには至らず。

先日音声メディアの可能性について書いてみましたが、このような爆発的な拡大を見せるとは。

別にこれを予期しているなんてことは全くありませんが、人々はこの声に、どんな可能性を見出しているのでしょうか。

みなさんは、「自分の声を誰かに聞いてもらいたい」なんて気持ちになったことはありますでしょうか?

テキストでの自己表現の代表格は、これまでのテキストSNSやブログです。

いつしか、スマートフォン・タブレット、ひいてはパソコンについても、テキストに変換することを、キーボードを打たずに「音声を自動変換する」という技術が当たり前になり始めました。この技術自体は、だいぶ歴史があるものですが、出た当初はトンチンカンな変換で、「これは使えない」という世間の評価があったかと思います。それでも、ビッグデータ・AI・ディープラーニングという、コンピュータ独自の「成長」プロセスを経て、今では「音声って、いいね」って評価になってきているのかと思います。

コロナ禍の中で、Zoomを代表とするWeb会議は多数行われていますが、基本的には「顔が見えている」ことがベースです。でも、昔ながらの「電話」のように、声だけのコミュニケーションから、人の印象に残ることの大切さを学んでいます。

今後はclubhouseの対話の収録のための専用ブースとして、ZXYをはじめとした「おひとりさまこもり部屋(外の音が気にならない防音設備)」のニーズがぐいっと伸びそうですね。

生活音もいいBGMですけど。

これからの未来の「ボイスメディアクリエイター」に注目していきたいと思います。と同時に、自分もいずれはやってみたいと思ってます。

別にclubhouseじゃなくてもいいのでね。

アイキャッチは、色んな意味で「解放されたい」という気持ちがあるのか、自然に触れるアクティビティ「パックラフト」の一幕。平成最後の日に乗ってました。それこそ、大声出してましたw

それでは今日はこの辺で。

ばばーい!